『007/慰めの報酬』のあらすじとキャストは?

『007/慰めの報酬』

 

「007」映画シリーズ第22作目『007/慰めの報酬』のあらすじとキャストなどについてまとめてみました!

 

『007/慰めの報酬』の解説・見どころ

「007」映画シリーズ第22作目。ダニエル・クレイグ版ボンドの第2作目。本作は、前作『007/カジノ・ロワイヤル』のエンディングから1時間後に物語が始まるという「007」映画シリーズとしては初の続編。

タイトルの「Quantum of Solace」は、イアン・フレミングの007シリーズの短編集「007号の冒険」(新版「007/薔薇と拳銃」)に収録されている一編「ナッソーの夜」から取られているが、ストーリーは小説とは関係なく映画本編のオリジナル作品。

MI6の内通者を追跡するシーンにも使われたイタリア・シエーナで800年以上行われている伝統行事、地区対抗騎馬レース”パーリオ”での街の熱狂する場面は見応え充分。『007/慰めの報酬』は、「007」映画シリーズのなかでもロケ地での撮影が多い作品で世界各国の異国情緒とボンドのアクションが存分に楽しめる1本になっています。

ラストシーンのチリのアタカマ砂漠の砂漠は、愛する人を失ったボンドの孤独や寂しさを象徴しています。復讐を遂げても寂しさは癒やされない。

 

 

『007/慰めの報酬』のあらすじ

『007/慰めの報酬』予告編

『007/慰めの報酬』のあらすじ

前作『007/カジノ・ロワイヤル』のラストシーンから1時間後。

イタリア・シエーナ。ジェームズ・ボンドは、ミスター・ホワイトをMが待つMI6本部に連れて帰る途中何者かに襲われる。激しいカーチェイスを振り切ってボンドはMI6の本部にたどり着く。Mとともに尋問を始めるが、MI6内部の裏切り者の手引きによってミスター・ホワイトを逃してしまう。ボンドらは、世界中の有力者や諜報機関をも取り込む想像以上に巨大な組織が背後に存在することを思い知らされる。だが、ボンドは裏切り者が遺した手がかりからある男の存在にたどり着く。そして、その男が滞在しているハイチへとボンドは向かう。

捜査のためにハイチに飛んだボンドは、現地で謎の美女カミーユと出会う。彼女から慈善団体グリーンプラネットの代表ドミニク・グリーンを紹介される。表向きは、環境保護を訴えるグリーンだったが、裏では謎の組織の幹部であり、豊富な天然資源を持つボリビアでクーデターを企てていた。クーデターのためにかつてはボリビアの独裁者であったが、新政権では失脚してしまったメドラーノ将軍と手を組もうと画策していた。そんなメドラーノ将軍に、両親と姉を殺されて、家を焼かれて密かに復讐を企てていたのがカミーユだった。彼女にヴェスパー・リンドの思いを重ねたボンドは、ボリビア駐在の諜報部員フィールズやMI6を引退したマティスの協力を得て、グリーンを追い詰めてゆく。

私的感情から行動がエスカレートするボンドにMのみならず英国首相までも激怒させてしまう。また、CIAからも追われる身になってしまう。グリーンを追ううちにフィールズやマティスを逆に殺されてしまい、ボンドとカミーユは怒りを爆発させる。グリーンとメドラーノ将軍が契約を交わすホテルを突き止め潜入に成功した二人は、最後の対決でカミーユは両親の仇であるメドラーノ将軍にとどめを刺す。逃亡するグリーンを追いかけて彼を砂漠の真っ只中に置き去りにし、ボンドとカミーユはささやかながら”慰めの報酬”を手に入れるのであった。

 

 

『007/慰めの報酬』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:Quantum of Solace

製作年:2008年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

イオン・プロダクションズ

ダンジャック

ユナイテッド・アーティスツ

コロンビア映画

配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

日本公開日:2009年1月24日(土)

上映時間:106分

 

【 スタッフ 】

製作

マイケル・G・ウィルソン

バーバラ・ブロッコリ

監督:マーク・フォースター

原作:イアン・フレミング

脚本

ポール・ハギス

ニール・パーヴィス

ロバート・ウェイド

音楽:デヴィッド・アーノルド

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

主題歌:アリシア・キーズ ジャック・ホワイト「アナザー・ウェイ・トゥ・ダイ」

撮影:ロベルト・シェイファー

編集:マット・チェシー リック・ピアソン

 

【 キャスト 】

ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。

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オルガ・キュリレンコ:カミーユ

両親と姉を殺されて復讐に燃えるボリビアの元諜報部員。標的は、ボリビアの元独裁者・メドラーノ将軍で、彼はボンドが追っている謎の犯罪組織クォンタムの幹部ドミニク・グリーンと通じていたことから協力。心の傷を慰め合うなかで次第にボンドに惹かれてゆく。

 

マチュー・アマルリック:ドミニク・グリーン

本作の悪役。表向きは環境保護を訴える慈善団体グリーンプラネットの代表だが、実は謎の犯罪組織クォンタムの幹部であり、豊富な天然資源を持つボリビアでクーデターを企てている。

 

ジュディ・デンチ:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

ジャンカルロ・ジャンニーニ:ルネ・マティス

MI6を引退したエージェント。

 

ジェマ・アータートン:スロベリー・フィールズ

ボリビア駐在の諜報部員。

 

ジェフリー・ライト:フェリックス・ライター

CIA出身のボンドの旧友。

 

イェスパー・クリステンセン:ミスター・ホワイト

謎の犯罪組織の幹部。

 

ロリー・キニア:ビル・ターナー

MI6の幕僚主任としてMの仕事をサポートする忠実な部下。

 

ホアキン・コシオ:メドラーノ将軍

ボリビアの元独裁者。

 

 

『007/慰めの報酬』作品情報トリビア

◎この『007/慰めの報酬』は、『007は二度死ぬ』(1967)以来、ボンドが自己紹介の台詞で有名な「ボンド、ジェームズボンド」を言わない2本目の作品です。台詞はいくつかの異なるシーンで撮影されましたが、監督のマークフォースターとプロデューサーが作品の中で自己紹介をするシーンを必要としないと判断したため完全にカットされました。また、ジェームズ・ボンドの定番の台詞でもある「ウォッカ・マティーニを、ステアではなくシェイクで。」もこの作品には登場しません。

 

◎ラストシーンが撮影されたチリのアタカマ砂漠は、地球上で最も乾燥した地域で測定可能な降水量が記録されていません。

 

◎ボンド役のダニエル・クレイグは、この『007/慰めの報酬』と比較して、『007/カジノ・ロイヤル』は肉体的に「楽だ」と感じていそうです。ダニエル・クレイグがするボンドの役作りのために行うトレーニングは非常に激しく、ボクシング、ランニング、スピードボート、スタントドライビングが多く含まれていました。ダニエル・クレイグは、この『007/慰めの報酬』の撮影中に3回負傷しました。

 

記事作成日:2020/05/02

最終更新日:2021/06/11

 

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