『007/スカイフォール』のあらすじとキャストは?

『007/スカイフォール』あらすじとキャスト

 

「007」映画シリーズ通算23作『007/スカイフォール』のあらすじとキャストなどをまとめてみました!

 

『007/スカイフォール』の解説・見どころ

ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの第3作目にして、「007/ドクター・ノオ」から始まる「007」映画シリーズ誕生50周年記念作品。映画シリーズ通算23作目の作品。待望のQの再登場、ボンドカー・アストン・マーチンDB5の活躍など原点回帰を目指した数々の仕掛けが好評を博す。イアン・フレミングの原作小説の映画化ではなく、前作『007/慰めの報酬』と同じくオリジナル作品。クライマックスのラウル・シルヴァとの死闘は、ボンドの生家スカイフォールが舞台となり、Mの交代劇も描かれる。長崎県の軍艦島が、ラウル・シルヴァのアジトとして登場する。

 

 

『007/スカイフォール』のあらすじ

『007/スカイフォール』予告編

『007/スカイフォール』のあらすじ

イギリス秘密情報部MI6のエージェント”007”ことジェームズ・ボンドは、トルコで新人女性エージェント・イヴとともにある作戦に参加していた。MI6の諜報部員が殺され、各国のテロ組織に潜入しているNATOの諜報部員らの情報が収められたハードディスクが奪われる。ボンドはそのハードディスクを取り戻すためにMの指示に従いフランス人傭兵パトリスを追跡していた。イヴがパトリスに照準を合わせるが、ボンドと列車の上で格闘するために射撃出来ないでいた。Mの強引な指示により発砲するが、銃弾はパトリスでなくボンドに命中してしまう。ボンドは、列車から峡谷に落下し行方不明に、パトリスはその間に逃亡してしまう。

数カ月後、ボンドの死亡が公式に認定される。Mは、情報漏えいの責任を問われて、情報国防委員会の新委員長のギャレス・マロリーから引退を勧告される。Mはその提案を拒絶するのであったが、その直後にMのパソコンが何者かにハッキングされ、Mに向かって「自分の罪を思い出せ」とメッセージが表示される。さらにMI6本部が爆破され、6人の職員が死亡、多数の負傷者が出てしまう。この事件を僻地で密かに過ごしていたボンドも目にしてロンドンに戻ることを決意。ボンドは、古い地下壕(チャーチルの防空壕)を利用した新たなMI6本部で”00(ダブルオー)”エージェントの復帰テストを受けるが結果は惨憺たるものであったが、Mの職務復帰の承認を得る。トルコでパトリスとの死闘の際に右肩を撃たれた傷跡から弾丸の破片を取り出し解析した結果、パトリスの身元が分かり、新任の兵器開発課長・Qから装備(ボンドの指紋認証が出来るワルサーPPKSと発信機)を受け取り、パトリスが2日後に現れると予測される上海へと向かう。

上海でボンドは、パトリスが暗殺の仕事を終えた瞬間にパトリスを襲撃、格闘の末、パトリスを倒すが、雇い主を聞き出すことなくパトリスは自害してしまう。パトリスの所持品の中にあったマカオのカジノのチップを手掛かりにからマカオへ向かう。

その頃、パトリスから取り返すことのできなかったハードディスクに残されていたNATOの諜報部員リストから5名の氏名がインターネット上に公表される。毎週さらに5名ずつ公表していくと予告され、最後にはまたMに向かって「自分の罪を思い出せ」とメッセージが残される。

ボンドは、マカオのカジノでイヴとともにパトリスの仲間らしき謎の女性・セヴリンと接触、彼女に雇い主の話を聞き出そうとするが怯えて話す事が出来なかった。ボンドが雇い主を必ず倒すからと説得し、雇い主がいるとされる廃墟の島への船が1時間後に出航することをやっと聞き出す。ボンドは彼女を監視しているボディガードらに襲われるが撃退しセヴリンが待つ船へと向かう。

廃墟の島で、ボンドは傭兵のパトリスとセヴリンの雇い主であるラウル・シルヴァと対面を果たす。シルヴァは、元MI6の有能なエージェントであったが中国返還間近の香港支局勤務時代に独断で勝手に中国政府をハッキングし上司Mは中国当局に通報。祖国イギリスは中国当局と英国諜報部員6人との交換で見捨てられてしまう。そのことから上司のMを深く恨んでいた。ボンドは、一瞬の隙を付きシルヴァのボディガードを倒し発信機を使い自分の居場所をMI6本部に知らせ応援のヘリが駆けつけてシルヴァを捕まえることに成功する。

シルヴァは、ロンドンのMI6新本部に監禁される。Mとの再会にシルヴァは敵による拷問を受けたが彼女を守るために決して情報をしゃべることはしなかったと話す。そして祖国イギリスに裏切られたことを悟り、左奥歯に隠した毒薬で自殺を図るが死にきれず崩壊した素顔をMに晒すが冷たく突き放される。その頃、Qはシルヴァのコンピューター端末を解析しようとして、逆に端末に仕組まれたシルヴァが仕掛けたプログラムを発動させてしまう。MI6のシステムに侵入されシルヴァの拘禁が解かれ、シルヴァにまんまと脱走されてしまう。

Mは、彼女の責任を問う公聴会に出席するためにウエストミンスターへと向かっていた。

シルヴァは、部下の助けを借りて、地下鉄に逃げ込みボンドの追跡をかわしてM襲撃の体制を整えていた。Mは公聴会で大臣から情報漏えいの責任を追及されるが、Mは未だに世界には国でもなく地図にも載らない危険な勢力”影”の存在があり、その”影”との闘いに組織は必要であると静かに語りかける。突如、シルヴァとその手下が公聴会を襲撃し、激しい銃撃戦のなかボンドは、Mを護衛しつつ公用車でその場から逃走する。途中で発信機が搭載されている公用車から自分のプライベートで使っているアストンマーチンDB5に乗り換えてスコットランド・グレンコウの荒野にある今は住む者のいない彼の生家「スカイフォール」へと向かう。シルヴァの襲撃に常に後れを取っていたことから、今度はシルヴァをこちらに誘い込むためQに電子的な足跡を残すようにボンドは指示を出すのであった。

「スカイフォール」に着いたボンドは、ボンド家の狩場管理人のキンケイドと久しぶりの対面を果たす。キンケイドに事情を話し武器はあるのか聞くと最近処分してしまい残り少ないと言われるが、ありあわせの材料でシルヴァを迎え撃つための罠を仕掛ける。

3人はシルヴァが送り込んだ第一襲撃部隊を撃退するが、その際にMが負傷してしまう。シルヴァ本人が第二襲撃部隊を引き連れてヘリコプターで「スカイフォール」に激しい攻撃を仕掛けて来る。ボンドは「スカイフォール」から隠しトンネルを抜けて生家から離れた場所にある礼拝堂に向かうよう指示を出す。残ったボンドは第二襲撃部隊に対して生家「スカイフォール」を爆破することで部下の大半を撃退する。礼拝堂の存在に気がついたシルヴァは礼拝堂に向かい、ボンドもまたその後を追う。

礼拝堂に着いたシルヴァは傷ついたMを心配しながらもともに死のうと銃をMの頭に向ける。シルヴァが引き金を引こうとしたその瞬間、ボンドの投げたナイフがシルヴァの急所に深く刺さりシルヴァは絶命する。ボンドは、「自分が最後のネズミだ」とシルヴァに語り掛けるのであった。

Mは、最後に「あなたを信じたことは正しかった」とつぶやき息を引き取る。

Mの葬儀後、ボンドはイヴからMの遺品を受け取り、彼女がMI6本部勤務になったことを告げられる。新たなMとなったマロリーからボンドは新たな指令を受けるのであった。

 

 

『007/スカイフォール』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:Skyfall

製作年:2012年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

イオン・プロダクションズ

ダンジャック

ユナイテッド・アーティスツ

コロンビア映画

配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント

日本公開日:2012年12月1日(土)

上映時間:143分

 

【 スタッフ 】

製作

バーバラ・ブロッコリ

マイケル・G・ウィルソン

監督:サム・メンデス

キャラクター創造:イアン・フレミング

脚本

ニール・パーヴィス

ロバート・ウェイド

ジョン・ローガン

音楽:トーマス・ニューマン

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

主題歌:アデル「スカイフォール」

撮影:ロジャー・ディーキンス

編集:スチュアート・ベアード

 

【 キャスト 】

ダニエル・クレイグ:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。

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ジュディ・デンチ:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

ハビエル・バルデム:ラウル・シルヴァ(本名:ティアゴ・ロドリゲス)

本作の悪役。元MI6の敏腕エージェント。香港での潜入捜査中、上司Mに見捨てられたと思い込み復讐の機会をうかがっている。電脳犯罪に長けており難攻不落なMI6のシステムにたやすく侵入した。

 

レイフ・ファインズ:ギャレス・マロリー

元イギリス陸軍中佐の政治家。現在は、英国政府の情報国防委員会の委員長。

 

ナオミ・ハリス:イヴ

ボンドと密接に連携するMI6のフィールドエージェント。トルコのミッションでは、ボンドを誤射してしまう。

 

ベレニス・マーロウ:セヴリン

謎の美女。

 

アルバート・フィニー:キンケイド

ボンドの生家スカイフォールの番人。

 

ベン・ウィショー:Q

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者。QはQuartermaster(需品担当将校)の略称。”特殊装備”の開発やコンピューターの知識にかけては天才的なスキルを持つ武器開発部門の若き責任者。

 

ロリー・キニア:ビル・ターナー

MI6の幕僚主任としてMの仕事をサポートする忠実な部下。

 

オーラ・ラパス:パトリス

「口数が少なく」「暴力を愛する」フランス人の傭兵。

 

 

『007/スカイフォール』トリビア

◎タイトルの「スカイフォール(skyfall)」とはボンドの生家の名前。ラテン語の格言(Fiat Justitia ruat caelum)で「天が落ちようとも、正義を成就せよ。」(『ラテン語の法律用語』)という意味。

 

◎ダニエル・クレイグは、自分でエスカレーターレールを飛び降りて滑るというスタントを行いました。

 

◎ダニエル・クレイグは、オープニングシークエンス中に時速50キロ(時速31マイル)で移動する列車の屋上戦闘など、多くのスタントを自身で演じました。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは次のように述べています。「ダニエルは特にアクションに多大な貢献をしており、彼はできる限り多くのことを自分自身でやりたいと思っているので、本当にそれをうまくやってのけました。」

 

◎この作品には、ボンドの先祖が反逆者のカトリック教徒であったという含意があります。キンケード(アルバート・フィニー)がM(ジュディ・デンチ)にボンドの祖先の邸宅の礼拝堂にある秘密の脱出通路を見せたとき、彼は元々、英国の長い歴史のなかで司祭たちの隠れ場所だったと説明しています。カトリシズムは違法であり、カトリシズムを実践し続け、司祭を保護し、公式の教会(スコットランドの教会、この場合は長老派)の権威を拒否した家族は「反逆者」と呼ばれました。ドーセット出身のそのような著名な反逆者の家族のひとつが「ボンド」と名付けられました。彼らのラテン語の家族のモットーは、フレミングの小説『女王陛下の007』で使用されている「世界でさえ十分ではない(Non sufficit orbis)」、そして、後のボンド映画のタイトルになった『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)でした。この家族の1人であるジョン・ボンドは、エリザベス朝の時代にフランシス・ドレイク卿のスパイだったと伝えられています(彼の家族はカトリックにもかかわらず)。

 

◎ティアゴ・ロドリゲス、別名ラウル・シルヴァのアジトのモデルになった端島は、長崎から15 km(9マイル)離れた、日本の南西海岸に位置する小さな無人島です。長さ1メートル、幅160メートル。小さな島は、長崎県にある無人島550島のうちの1つです。この島は、「ゴーストアイランド」や「戦艦島」と呼ばれ、「軍艦島」としても知られています。この島は1974年の最後まで人が住んでいて、かつては盛んな炭鉱コミュニティでした。島はその海壁と手付かずの遺棄されたコンクリートの建物のため、その特徴から注目を集めています。

 

 

記事作成日:2020/05/06

最終更新日:2021/06/11

 

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