映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじとキャストは?

『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじとキャスト

 

「007」映画シリーズ第18作『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじとキャストなどを徹底的解説!

 

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』の解説・見どころ

ピアース・ブロスナン版ジェームズ・ボンドの2作目で、「007」映画シリーズ第18作。実在のメディア王(ロバート・マクスウェル)をモデルにした悪役、ボンドに協力する中国情報部員の登場など、90年代後半の世相を反映した作品。ボンドガールには、香港のアクション女優のミシェル・ヨーを起用。手錠で繋がれた二人乗りバイクでのチェイス・シーンや激しい格闘シーンを自らこなすなどボンド顔負けの活躍を見せる。

 

 

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじ

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』予告編

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじ

ロシア

英国秘密情報MI6の諜報部員ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)は、ロシア当局との合同でロシア国境の武器取引マーケットの調査に潜入していた。ボンドが秘密裏に撮影した映像から大量の武器と日本人テロリスト磯倉聡、アメリカ人テロリストのヘンリー・グプタ(リッキー・ジェイ)を始めとする危険人物が多く集まっていることを確認した英国海軍のローバック提督(ジェフリー・パーマー)は、007が偵察を完了していないというM(ジュディ・デンチ)の反対を押し切って、ロシア側の合意によりイギリス海軍艦隊からの巡回ミサイル攻撃を行うことを決定する。また、ヘンリー・グプタがアメリカ製のGPS暗号機エンコーダを購入していることが判明する。

しかし、マーケットの武器の中に2発の旧ソ連の核魚雷を搭載したソ連の軍用ジェット機があることが判明。Mは巡回ミサイルの爆破を要請するがすでに爆破不能圏外にあった。ボンドには退去命令が出されるが、ボンドはこの命令を無視し核魚雷を搭載した戦闘機を確保してマーケットから飛び去ることに成功する。

アメリカ人テロリスト、ヘンリー・グプタは、混乱に紛れて逃げ延びた。

 

南シナ海

南シナ海の公海を航行中のイギリス海軍軍艦「HMSデヴォンシャー」が中国空軍のミグ戦闘機の攻撃によって撃沈される事件が起きる。中国空軍のミグ戦闘機も攻撃を受けて墜落する。イギリス海軍軍艦「HMSデヴォンシャー」の生存者17名は、中国製の銃弾で殺害されてことが判明する。

イギリス中国間の緊張が高まるなか、その裏では新しい世界的なメディア・ネットワーク立ち上げひそかに自ら紛争を起こしてビッグスクープを捏造しようとするメディア王のエリオット・カーヴァー(ジョナサン・プライス)が暗躍していた。(イギリス海軍軍艦「HMSデヴォンシャー」の沈没は中国空軍のミグ戦闘機の魚雷攻撃のように見せかけて、カーヴァーがひそかに建造したステルス艦から発射された巨大なドリル魚雷「シー・ドリル」で軍艦に穴を開けて沈没させていた)

カーヴァー「戦争ほどよく売れるニュースはない」

カーヴァーはテロリストのグプタに指示しGPS暗号機エンコーダを使って、イギリスのフリゲート艦「HMSデヴォンシャー」を中国領海内へ侵犯させ攻撃を受けるように南シナ海の公海からはずれた位置を航行させることに成功。カーヴァーは、計画をすすめるために沈没したフリゲート艦「HMSデヴォンシャー」から巡航ミサイルを1基回収する。

 

ロンドン

その頃、ボンドはオックスフォード大学でブロンド美女のインガ・バーグストーム教授(セシル・トムセン)からデンマーク語の特別レッスンを受けていた。

ボンド「新しい言葉を覚えることはいつも楽しい」

ボンドは、ミス・マネーペニー(サマンサ・ボンド)から至急本部に出頭するよう連絡を受ける。

 

カーヴァーがオーナーのイギリス紙「トゥモロー」が公式発表よりいち早くまた正確にこの事件の記事を掲載したことや、シンガポールのMI6支局が不可思議なGPS電波の発信を不審に思ったMは、48時間以内に事実確認のためにハンブルクで行われるエリオット・カーヴァーのパーティーに潜入することをボンドに命じる。

 

ハンブルク

空港に到着したボンドは、レンタカーを借りようとカウンターに行くとQ(デスモンド・リュウェリン)から新しく支給されるBMW 750i についての説明を受ける。

 

ボンドは、エリオット・カーヴァーのパーティーに銀行員として出席し以前関係のあったカーヴァー夫人パリス(テリー・ハッチャー)と出会う。中国の新華社通信のウェイ・リン(ミシェル・ヨー)という女性記者もカーヴァーのファンと称してひそかに出席していた。パリスは会うなりボンドの左頬を平手打ちにする。

ボンド「もう一度君と出会ったらどうなるか不安だった」

パーティー会場では、世界的なメディア・ネットワークについてのカーヴァーのスピーチが始まろうとしていた。ボンドとパリス夫人との様子を見ていたカーヴァーは手下のスタンパー(ゲッツ・オットー)にボンドを始末するよう命じる。ボンドはカーヴァーの手下に録音室へ連れて行かれて暴行を受けるが、ボンドは手下を倒し、パーティー会場の電源を落としてカーヴァーのスピーチを失敗に終わらせた。

ボンド「そろそろ、このへんでCMタイム」

 

ボンドは宿泊しているアトランティックホテルの部屋でカーヴァーの手下が来るのを待っていたが、部屋に来たのはパリス夫人だった。一夜をともにするふたり。

カーヴァーは、グプタからボンドは諜報部員であると報告を受ける。カーヴァーは、ドクター・カウフマンを呼ぶように指示を出す。

 

翌朝、ボンドはパリス夫人から印刷工場の最上階に秘密の研究室があることを聞かされる。ボンドは、最上階の秘密の研究室に潜入。

ボンドは研究室にあった秘密の金庫からレーダーの座標を狂わせるGPS暗号機エンコーダを手に入れる。ボンドは、警備員に見つかり逃走中にパーティーで出会った中国の新華社通信の記者ウェイ・リンと鉢合わせする。

 

ボンドはホテルへ帰る途中でカーヴァーから電話を受ける。自分の持っていたふたつのものを君は持っていると言われる。自分の妻は今、君の部屋にいると言われてホテルへ急ぐボンド。

ボンドは、赤い箱に入ったGPS暗号機エンコーダをBMW 750i のダッシュボードに隠し車をロックする。ホテルの部屋に入るとベッドの上でパリス夫人は殺されていた。部屋に隠れていたドクター・カウフマンからボンドはパリス夫人を殺し自殺したように偽装すると教えられる。

カーヴァーの手下はボンドの車を破壊してGPS暗号機エンコーダを取り返そうとするが車を壊せずドクター・カウフマンにボンドに車のロックを外してくれと頼むように連絡がくる。ボンドは携帯電話を渡して車のロック解除方法と称して携帯電話の秘密装備の2万ボルトの電流でドクター・カウフマンを感電させる。

ドクター・カウフマン「仕事を依頼されただけだ」

ボンド「俺もそうだ」

ボンドはドクター・カウフマンを射殺する。

 

ボンドは、ホテルの駐車場に戻り、携帯電話の遠隔操作で車を走らせながら、カーヴァーの手下たちをすべて倒すことに成功する。

 

南シナ海

ボンドは、沖縄県のアメリカ空軍基地に降りたつ。CIAの連絡員のジャック・ウェイド(ジョー・ドン・ベイカー)からアメリカ空軍のGPS専門家グリーンウォルト博士(コリン・スティントン)を紹介される。ボンドは、カーヴァーのもとから手に入れたGPS暗号機エンコーダを調べてもらい船の海図を操作できると教えられる。フリゲート艦「HMSデヴォンシャー」の沈没した場所を知らされ沈没したフリゲート艦「HMSデヴォンシャー」調査のためにアメリカ空軍の飛行機から海中へパラシュート落下する。

ボンドは、フリゲート艦「HMSデヴォンシャー」の艦内を探索し、巡航ミサイルが1基無くなっているのを発見する。ボンドは艦内のミサイル室で新華社通信の記者ウェイ・リンと再会する。海上に浮上したふたりはカーヴァーの手下のスタンパーらに捕まってしまう。

 

ベトナム サイゴン

ボンドとウェイ・リンは、カーヴァーの手下のスタンパーらに捕らえられベトナムのサイゴンにあるカーヴァー・メディア・インターナショナルの支局に送られる。ウェイ・リンは、チャン将軍(フィリップ・クォック)とすれ違い驚く。

カーヴァーは、ドクター・カウフマンの弟子であるスタンパーにボンドを古代式拷問術で殺せと指示するが、ボンドと手錠をかけられたウェイ・リンは、すきを見てスタンパーのもとから脱出する。

ボンドとウェイ・リンの後を追いかけるカーヴァーの手下たち。ボンドは、外に駐車してあったバイクで逃げる。カーヴァーの手下は街なかをヘリコプターで追いかけてゆく。

ヘリコプターからの追跡を逃れたウェイ・リンはボンドとつながれた手錠を外して街の中へ消えていった。

ウェイ・リン「相棒はいらない。さようなら」

ボンドは不審な男たちが入っていく店を見つけて潜入する。店の地下ではチャン将軍の手下たちとウェイ・リンが乱闘中であった。自転車屋はウェイ・リンの隠れ家になっていた。

ウェイ・リンはチャン将軍がステルス資材をひそかに処分している事件を調査するうちにカーヴァーにたどり着いたとボンドに説明した。ボンドはその話からカーヴァーはそのステルス資材を使ってアメリカ海軍のステルス艦「シー・シャドウ」をモデルに独自のステルス艦を建造したのではないかと推測した。そのステルス艦を使ってイギリス海軍や中国空軍を攻撃したのではないかと考え、ウェイ・リンにステルス艦を隠せるような広い湾をいくつか探し出してもらう。

ボンドは、MI6と中国政府にカーヴァーはステルス艦を使って今回の事件を起こしたと報告するにウェイ・リンに頼む。

いくつかある広い湾のなかからハーロン湾が怪しいとウェイ・リンは判断する。カーヴァーは、午前0時に作戦を開始すると話していたのでふたりはハーロン湾へ急ぐ。

ウェイ・リン「私がもし死んだら雷管はポーチに入っているわ」

ボンド「西側の堕落した女たらしのエージェントは腕利きだから、一緒に帰れるよ」

ふたりはカーヴァーのステルス艦をハーロン湾で発見し、潜入する。ボンドとウェイ・リンは二手に分かれて時限装置を10分で爆発するようにセットする。

カーヴァーはイギリス、中国にそれぞれミサイル攻撃を開始しろと命じる。英国艦ベッドフォードはミサイル攻撃を受ける。ウェイ・リンが監視カメラで見つかり、スタンパーに捕まる。スタンパーは、銃撃戦のなかでボンドを殺したと勘違いする。

 

Mはボンドからの報告を受ける。

M「ボンドが、カーヴァーのステルス艦を発見しました。私たちはカーヴァーに踊らされていたんです」

 

カーヴァーは、今回の計画を説明し始める。「HMSデヴォンシャー」から回収した巡航ミサイルを使って中国を攻撃し、イギリスと中国の間で戦争を勃発させる。この紛争はカーヴァー・メディア・グループで報道されて、チャン将軍は中国政府を掌握し奇跡的にこの紛争を解決する。カーヴァー・メディア・グループは中国での今後100年間の独占放送権を手に入れる。

ボンドは、巡航ミサイルのセットをしていたグプタを捕まえて、カーヴァーにウェイ・リンと交換条件を出す。しかし、カーヴァーは巡航ミサイルのセットが終わったグプタはもう用済みだと射殺する。ボンドはひそかにセットしておいた手作りの手榴弾を爆破させる。艦内の爆発でステルス機能が破壊されてイギリス艦隊のレーダーでカーヴァーのステルス艦の位置を確認できるようになる。カーヴァーのステルス艦は英国艦ベッドフォードから攻撃され始める。

カーヴァーはスタンパーにボンド殺害を命じ、巡航ミサイル発射のカウントダウンを始める。スタンパーから逃げ出したウェイ・リンはエンジンルームを破壊し、ステルス艦の動きが止まる。

ボンドはカーヴァーに捕まるが、隠れてシー・ドリルのスイッチを押してカーヴァーをシー・ドリルで押しつぶして殺した。

ボンドは巡航ミサイルのセットを解除しようとするが、ウェイ・リンがスタンパーに捕まる。ウェイ・リンはボンドに雷管を投げて巡航ミサイルにセットするよう叫ぶ。

スタンパーはウェイ・リンを鎖につないだまま海中へ放り込む。巡航ミサイルを爆破しようとするボンドと発射台の上で格闘になるスタンパー。ボンドは、ナイフでスタンパーの左腕を突き刺す。ボンドは巡航ミサイルのレバーを引いて、巡航ミサイルが落ちて来たところでスタンパーは右足を挟んでしまう。巡航ミサイルが爆発する瞬間にボンドはスタンパーの左腕を突き刺したナイフを引き抜く。ボンドはスタンパーが握りしめているボンドの防護服を切り裂いて、海中に飛び込む。スタンパーは巡航ミサイルが大爆発を起して死亡する。

海中でボンドは急ぎウェイ・リンにキスをして肺に空気を送り込む。ウェイ・リンに巻かれた鉄の鎖を解いてふたりは海上に飛び出す。

 

任務成功の報告を受けたMは、ミス・マネーペニーに「エリオット・カーヴァーは、南シナ海を自家用ヨットで航行中に遭難事故によって死亡。当局は自殺の可能性が高いと推測」と情報操作するよう手配した。

 

ウェイ・リン「みんなが探しているわ」

ボンド「もう少し隠れていよう」

救命ボートのなかでふたりは抱き合い口づけを交わすのであった。

 

アルバート・R・ブロッコリの思い出に

 

 

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:Tomorrow Never Dies

製作年:1997年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

イオン・プロダクション

ユナイテッド・アーティスツ

ダンジャック

配給:UIP

日本公開日:1998年3月14日(土)

上映時間:119分

 

【 スタッフ 】

製作

マイケル・G・ウィルソン

バーバラ・ブロッコリ

監督:ロジャー・スポティスウッド

キャラクター創造:イアン・フレミング

脚本:ブルース・フィアスティン

音楽:デヴィッド・アーノルド

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

主題歌:シェリル・クロウ「トゥモロー・ネバー・ダイ」

エンディングテーマ:k.d.ラング「サレンダー」

撮影:ロバート・エルスウィット

編集:マイケル・アルカン ドミニク・フォーティン

 

【 キャスト 】

ピアース・ブロスナン:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。

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ジョナサン・プライス:エリオット・カーヴァー

本作の悪役。「カーヴァー・メディア・インターナショナル」の総帥でメディア王。イギリスの新聞「トゥモロー」を発行している。

 

ミシェル・ヨー:ウェイ・リン

新華社通信の記者と偽っていた中華人民共和国国外安保隊員。圧倒的な戦闘能力を誇り、階級は大佐。

 

テリー・ハッチャー:パリス・カーヴァー

「すぐ戻る」と言う言葉を残して消えたジェームズ・ボンドを長年待っていた元恋人。その後メディア王エリオット・カーヴァーと結婚。のこのこと姿を現したボンドに激怒するが、夫の裏の顔を知らされてボンドに協力する。

 

リッキー・ジェイ:ヘンリー・グプタ

エリオット・カーヴァーに雇われたアメリカ人のハイテク・テロリスト。

 

ゲッツ・オットー:スタンパー

エリオット・カーヴァーの部下。ドクター・カウフマンの弟子でもあった。

 

ヴィンセント・スキャヴェリ:ドクター・カウフマン

ドイツ人の法医学の専門家。射撃の名手。趣味は古代式拷問術。

 

コリン・サーモン:チャールズ・ロビンソン

MI6の補佐官兼副参謀。

 

ジェフリー・パーマー:ローバック提督

英国海軍提督。

 

ジュリアン・フェローズ:国防大臣

英国国防大臣。

 

コリン・スティントン:グリーンウォルト博士

アメリカ空軍のGPS専門家。

 

フィリップ・クォック:チャン将軍

中国軍高級将校。

 

セシル・トムセンインガ・バーグストーム教授

オックスフォード大学のデンマーク語教授。

 

ジョー・ドン・ベイカー:ジャック・ウェイド

CIAの連絡員。

 

ジュディ・デンチ:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

デスモンド・リュウェリン:Q

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者。QはQuartermaster(需品担当将校)の略称。彼の発明品をすぐに壊すボンドに少し呆れている。

 

サマンサ・ボンド:ミス・マネーペニー

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長Mの秘書。

 

 

映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』トリビア

◎本作の元のタイトルは、『トゥモロー・ネバー・ライズ(Tomorrow Never Lies)』でした。「トゥモロー」は、メディア王エリオット・カーヴァー(ジョナサン・プライス)が発行する新聞の名前で、これはエリオット・カーヴァーが翌日の見出しを前もって作成していて、これから起こる事件をカーヴァーが裏で操作していたということに繋がっています。しかし、初期のシナリオ草案のタイプミスがプロデューサーによって採用され、現在の『トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies )』(1997)と変更されました。

 

◎最初、アンソニー・ホプキンスがエリオット・カーヴァー役にキャスティングされ、プロダクションに参加しましたが、現場は非常に混乱していて、完全な脚本が完成していませんでした。イオン・プロダクションは、スケジュール通りに映画製作を終わらせたいというプレッシャーのため、毎朝脚本の新しいページが配信していました。結局、アンソニー・ホプキンスは『マスク・オブ・ゾロ』(1998)に出演することを選びました。

 

◎ミシェル・ヨーは、撮影中にジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナンと仲良くなりました。撮影終了後、彼女はブロスナンは「紳士」であると語っています。

 

◎ジェームズ・ボンドとウェイ・リンが捕らえられ拷問の準備ができると、スタンパーは彼らに自分の道具を見せます。このショットは、この映画全体のなかでゲッツ・オットーの顔を始めてきれいに撮影したクローズアップで、スタンパーが異色症(不一致の目の色)であることがわかります。彼の左目は青、右目は茶色です。しかし、これはスタンパーのキャラクターの特徴で、実際にはゲッツ・オットーの目は両方とも青色です。

 

◎駐車場のシーンを撮り直さなければならなかったとき、ドイツに戻るには費用がかかりすぎたため、ロンドンのブレントクロスショッピングセンターで撮影が行われました。店の周りのポスターには、爆発は心配する必要がないことを買い物客に伝えました。この駐車場シーンを撮影するのに10日かかり、全部で17台のBMWが使用されました。

 

◎『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』は、『007/ゴールデンアイ』(1995)では作中で登場するガジェットが少なすぎる思われたため、本作ではガジェットを特に多用することになりました。

 

◎『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のストーリーは、007シリーズ第5作目『007は二度死ぬ』のストーリーをリメイクしたもの。

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記事作成日:2020/05/22

最終更新日:2022/04/27

 

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