【5代目ジェームズ・ボンド】ピアース・ブロスナンのプロフィールやキャリアは?

【5代目ジェームズ・ボンド】ピアース・ブロスナン

 

5代目ジェームズ・ボンドとして、「007」シリーズ4作品に出演したピアース・ブロスナンのプロフィールや主な出演作品などを調べてみました!

 

ピアース・ブロスナンのプロフィール

本名:ピアース・ブレンダン・ブロスナン(Pierce Brendan Brosnan OBE)

生年月日:1953年5月16日(68歳)

出身地:アイルランド共和国ミーズ州ナヴァン

国籍:アイルランド

身長:187cm

 

 

ピアース・ブロスナンの生い立ち

1953年5月16日、アイルランド共和国ラウス州ドロヘダで大工トーマス・ブロスナンと看護師メイの間に生まれる。11歳でロンドンに引っ越すまでは、ミーズ州ナヴァンに住んでいた。父親のトーマスは、ピアースが子供の頃に家を出ていってしまう。後年、二人は再会したが親密な親子関係を取り戻すことはなかった。

 

 

ピアース・ブロスナンのキャリア

11歳でロンドンに引っ越し、ロンドンのドラマ・センターで演技を学び、舞台俳優としてキャリアをスタートさせる。その後ヨーロッパやアメリカで下積み生活を送る。

テネシー・ウィリアムズのイギリス初演作の演技で注目を集める。

1980年、『クリスタル殺人事件』で映画デビュー。

1982年、アメリカTVシリーズ『探偵レミントン・スティール』(1982ー1987)で主役を演じ、人気を博す。

1997年、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』でサターン賞主演男優賞を受賞。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにおいて星(星形プレート)を獲得。

2003年、英国への優れた貢献を認められて、エリザベス2世から大英帝国勲章4位(OBE)を与えられる。

2005年、『ザ・スナイパー』(2005)でゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされる。

2010年、『ゴーストライター』(2010)でサテライト賞助演男優賞、ロンドン映画批評家協会賞英国助演男優賞にそれぞれノミネートされる。

2016年、ヨーロッパ映画賞 世界的貢献賞を受賞。

 

 

ピアース・ブロスナンの『007』映画シリーズ出演作品

1986年、ロジャー・ムーアが3代目ジェームズ・ボンド役を引退すると、4代目ジェームズ・ボンド役のオファーを受ける。『探偵レミントン・スティール』は低視聴率のために打ち切りとなるが、次のジェームズ・ボンド役にイオン・プロダクションとMGMは、ピアース・ブロスナンを考えているとわかると、放送局のNBCはピアース・ブロスナンと契約オプションを行使。『探偵レミントン・スティール』は再開することが決まり、ブロスナンはボンド役を辞退する結果となってしまう。4代目ジェームズ・ボンド役は、ティモシー・ダルトンに決定する。ブロスナンをボンド役として、プロデューサーのアルバート・ブロッコリに推薦したのは当時の妻カサンドラ・ハリスだった。

ティモシー・ダルトン主演の「007」映画シリーズは2作品製作される。特に『007/消されたライセンス』は批評家からは高い評価受けるが、興行成績は期待外れの結果に終わってしまう。1991年に007シリーズの著作権を巡って法的な争いとなり、「007」映画シリーズは6年間、製作の中断を余儀なくされた。その間にティモシー・ダルトンの6年の契約が終了。1994年4月12日、ダルトンはボンド役降板を発表。そして、1994年6月7日、ピアース・ブロスナンがボンド役に決まる。ブロスナンは、最初にボンド役をオファーされてから15年の時が経っていた。

ピアース・ブロスナン版ボンドの第1作目『007/ゴールデンアイ』は、批評家からも興行成績も大成功を収め、「007」映画シリーズの新たな道を開くことになる。

ピアース・ブロスナンが演じるジェームズ・ボンドは、ショーン・コネリーの持つ”男の色気”とロジャー・ムーアの洗練された雰囲気を持ち合わせ、激しいアクションシーンもこなす体の軽快さもある。ハードな面とソフトな面を融合し、これまでのジェームズ・ボンドのイメージを集大成した最大公約数的なジェームズ・ボンドとなっている。若い層までファンを広げることに成功。その反面、1990年代の性差別撤廃の流れをキャラ設定に取り込んだことから女性に弱く、始終押され気味である。ボンドのファッションセンスも、ピアース・ブロスナンが演じることになって今まで以上に洗練されたものになった。

 

1995年 第17作『007/ゴールデンアイ

『007/ゴールデンアイ』のあらすじとキャスト映画『007/ゴールデンアイ』のあらすじとキャストは?

 

1997年 第18作『007/トゥモロー・ネバー・ダイ

『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじとキャスト映画『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじとキャストは?

 

1999年 第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじとキャスト映画『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじとキャストは?

 

2002年 第20作『007/ダイ・アナザー・デイ

『007/ダイ・アナザー・デイ』のあらすじとキャスト映画『007/ダイ・アナザー・デイ』のあらすじとキャストは?

 

 

ピアース・ブロスナンの主な出演作品

ミセス・ダウト』(1993)

ダンテズ・ピーク』(1997)

トーマス・クラウン・アフェアー』(1999)

ザ・スナイパー』(2005)

ゴーストライター』(2010)

スパイ・レジェンド』(2014)

 

 

ピアース・ブロスナンの私生活

1980年に、最初の妻カサンドラ・ハリス(『007/ユア・アイズ・オンリー』のボンドガール)と結婚、1991年に死別。

2001年に、女優でジャーナリストのキーリー・シェイ・スミスと再婚。

2004年9月23日、アメリカ市民権を取得。20年以上アメリカに在住。3人のアメリカ国籍を持つ息子がいる。

子供は、義理の子供(カサンドラの連れ子)シャルロットとクリストファー、

カサンドラとの間に生まれた実子ショーン、

キーリーとの間に生まれた実子ディランとパリスがいる。

シャルロットは俳優、クリストファーは助監督や俳優として活動している。

 

 

◀◀【4代目ジェームズ・ボンド】

【4代目ジェームズ・ボンド】ティモシー・ダルトン【4代目ジェームズ・ボンド】ティモシー・ダルトンのプロフィールやキャリアは?

 

【6代目ジェームズ・ボンド】▶▶

ダニエル・クレイグ【6代目ジェームズ・ボンド】【6代目ジェームズ・ボンド】ダニエル・クレイグのプロフィールやキャリアは?

 

記事作成日:2020/05/14

最終更新日:2022/02/09

 

テキストのコピーはできません。