『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじとキャストは?

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじとキャスト

 

「007」映画シリーズ第19作『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじとキャストなどをまとめてみました!

 

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』の解説・見どころ

ピアース・ブロスナン版ジェームズ・ボンドの第3作目。「007」映画シリーズ第19作。冒頭のボートチェイスからダイナミックなアクションシーン満載でボンドとテロリストの対決と描く。ピアース・ブロスナンが演じるボンド・シリーズのなかではシリアスなストーリーになっているので、今までのボンド恒例のジョークはあまり登場しない。デヴィッド・アーノルドが担当した音楽も今までのものより、不気味さ・冷たさ・哀愁を漂わせるものが多くなっている。ボンドガールのソフィー・マルソーが、ボンドと悪役の間で揺れ動くヒロインを好演。また、長年、秘密兵器開発役のQを好演してきたデスモンド・リュウェリンの遺作ともなりました。

 

 

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじ

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』予告編

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじ

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の諜報部員ジェームズ・ボンドは、石油王ロバート・キング卿に返金される大金の奪取に成功。その大金の確認のためにMI6本部を訪れたキング卿のピンには起爆装置が仕掛けられ、大金には爆弾が隠されていた。Mに任務の経過報告をしていたボンドは、爆弾の罠に気づくが一瞬間に合わずキング卿は爆死してしまう。ボンドは、犯人と思われる女殺し屋を追うが、激しいボートチェイスの末に、「彼からは逃れられない」と言う言葉を遺して女殺し屋は自爆してしまう。

真犯人は、以前009に銃弾を頭に撃ち込まれるも死なず、その結果痛みを感じない不死身の体となった元KGBテロリストのレナードだと睨んだMI6は、キング卿の娘で過去にレナードに誘拐されたことがあるエレクトラ・キングが次に狙われると判断したMは、ボンドに彼女の護衛を命じる。エレクトラは、父の後を継ぎロシアから中近東、ヨーロッパとまたがる巨大石油パイプライン建設の計画に取り組んでいた。ボンドは、ミステリアスな彼女に翻弄されながらもお互いに惹かれてゆく。

そんな矢先、カザフスタンで廃棄される予定の核弾頭がレナードらによって盗み出され、キング社の石油パイプラインに仕掛けられた。ボンドは、核物理学のクリスマス・ジョーンズ博士や元KGBのヴァレンティン・ズコフスキーらの協力を得て、レナードの陰謀を阻止すべく追跡しているうちにレナードの背後に潜む本当の黒幕と意外な事実を知ることになる。

 

 

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:The World Is Not Enough

製作年:1999年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

イオン・プロダクションズ

ユナイテッド・アーティスツ

ダンジャック

配給:UIP

日本公開日:2000年2月5日(土)

上映時間:127分

 

【 スタッフ 】

製作

マイケル・G・ウィルソン

バーバラ・ブロッコリ

監督:マイケル・アプテッド

キャラクター創造:イアン・フレミング

原案

ニール・パーヴィス

ロバート・ウェイド

脚本

ニール・パーヴィス

ロバート・ウェイド

ブルース・フィアスティン

音楽:デヴィッド・アーノルド

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

主題歌:ガービッジ「The World is Not Enough」

撮影:エイドリアン・ビドル

編集:ジム・クラーク

 

【 キャスト 】

ピアース・ブロスナン:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。

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ソフィー・マルソー:エレクトラ・キング

石油王キングの娘。過去、身代金目当てでレナードに誘拐されるが自力で脱出した。

 

デニス・リチャーズ:クリスマス・ジョーンズ

国際核廃止措置機関に勤務する核物理学者。へその下に平和を象徴するタトゥーを入れている。観察眼が鋭く、ロシア人科学者を名乗ったボンドをすぐに偽物だと見破った。

 

ロバート・カーライル:ヴィクター・ゾーカス(通称:レナード)

本作の悪役。石油王キングの娘エレクトラが建設中の石油パイプラインを狙うテロリスト。以前009の銃弾を頭部に受けるが死なず、その結果痛みを感じない不死身の体となった元KGBテロリスト。

 

デヴィッド・カルダー:ロバート・キング

石油王。エレクトラの父

 

ロビー・コルトレーン:ヴァレンティン・ズコフスキー

カジノを営むロシアンマフィア。元KGB。

 

ゴールディ:Mr.ブル

金歯の男。ズコフスキーの部下。

 

ジュディ・デンチ:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

コリン・サーモン:チャールズ・ロビンソン

MI6のエージェント。

 

デスモンド・リュウェリン:Q

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者。QはQuartermaster(需品担当将校)の略称。彼の発明品をすぐに壊すボンドに少し呆れている。

 

サマンサ・ボンド:ミス・マネーペニー

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長Mの秘書。

 

マイケル・キッチン:ビル・ターナー

MI6の幕僚主任。ジェームズ・ボンドとはMI6での長くからの友人。

 

ジョン・クリーズ:R

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者Qのアシスタント。

 

セレナ・スコット・トーマス:モリー・ウォームフラッシュ博士

MI6のスコットランド支部の医師。ジェームズ・ボンドの恋人。

 

 

『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』トリビア

◎この映画が公開された直後に、Q役のデスモンド・リュウェリンが自動車事故で亡くなりました。リュウェリンは亡くなる直前に、彼は次のボンド映画にも出演する予定であると語っていましたが、交通事故で亡くなったため本作が彼の遺作となってしまいました。『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』のビデオ発売はルウェリンに捧げられており、36年間にわたって17のボンド映画に出演した彼の特別映像が特典としてセットされました。

 

◎タイトルの『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(世界を手に入れてもまだ足りない)はボンド家の家訓。劇中でもボンドが囚われ拷問されるシーンでもこの家訓を口にしている。ジョージ・レイゼンビーのボンドが、『女王陛下の007』(1969)で自分の紋章を研究したときに与えられたラテン語の家訓「Orbis non sufficit(オルビス・ノン・スッフィキト)」の翻訳『この世も足らず』です。この家訓は、オリジナルのイアン・フレミング小説『女王陛下の007』にも登場します。これは、スペイン王フィリップ2世の家訓でした。この言葉は、ローマの詩人ユウェナリスが、どんなに領土を支配しても満足しないアレキサンダー大王を風刺したものだとされています。

 

◎ジェームズ・ボンド(ピアース・ブロスナン)がミレニアムドームのケーブルをつかむシーンでは、非常に困難なスタント作業が必要でした。マイケル・アプテッド監督は、最後のカットで掴もうとしていたケーブルを失ったスタントマンの1人のショットを意図的に残しました。マイケル・アプテッド監督には、シーンを撮影するのがいかに困難であったかを強調するため、および映画に取り組んだスタントマンへのリスペクトとして、ミステイクが残されました。

 

◎ジェームズ・ボンドが、X線メガネを通して見たときの効果を作成するために、俳優は最初に通常の衣装で撮影し、次に半透明の服の下にある銃とナイフの形を明らかにする特別な衣装を着て撮影しました。

 

 

記事作成日:2020/05/26

最終更新日:2021/06/13

 

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