マイケル・ロンズデールさん死去【『007/ムーンレイカー』】悪役ヒューゴ・ドラックス

マイケル・ロンズデール氏死去『007ムーンレイカー』

 

『007/ムーンレイカー』で悪役サー・ヒューゴ・ドラックスを演じたマイケル・ロンズデールさんが9月21日、パリで死去しました。89歳でした。

 

悪役ヒューゴ・ドラックス役のマイケル・ロンズデールさん死去

マイケル・ロンズデールさんの死去に対してボンド映画のプロデューサーから追悼のコメントが投稿されました。

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マイケル・ロンズデールさんのプロフィール

マイケル・エドワード・ロンズデール=クラウチ(Michael Edward Lonsdale-Crouch、1931年5月24日 – 2020年9月21日)は、通称マイケル・ロンズデール(Michael Lonsdale)、または通称ミシェル・ロンズデール(Michel Lonsdale)と呼ばれることもあるイギリス系フランス人の俳優であり、生涯180本以上の映画やテレビ番組に出演しました。彼は1979年のジェームズ・ボンド映画『007/ムーンレイカー』の悪役ヒューゴ・ドラックス、『ジャッカルの日』のクロード・ルベル警部、『ザ・レメインズ・オブ・ザ・デイ』のM・デュポン・ディヴリーなどの役で、英語圏では最もよく知られています。

 

マイケル・ロンズデールさんの幼少期

マイケル・ロンズデールは、イギリス陸軍士官エドワード・ロンズデール・クラウチ(Edward Lonsdale-Crouch)とフランス人とアイルランド人のハーフの妻シモーヌ・ベロー(Simone Béraud)の息子としてパリに生まれ、最初はガーンジー島で育ち、1935年にはロンドンで、その後、第二次世界大戦中はモロッコのカサブランカで育った。

 

マイケル・ロンズデールさんのキャリア

1947年に絵画を学ぶためにパリに戻ったが、演劇の世界に引き込まれ演技を学ぶようになる。

1955年、24歳の時にクリフォード・オデッツ作『喝采』(フランス初演)のポール・アンガー役で初舞台を踏む。この時の演出家、レイモン・ルローが、”Michael”を英語で発音することが出来ず、フランス名の”Michel”にするように言われて、”ミシェル・ロンズデール”と名のるようになる。

翌年の1956年には、映画デビューを果たす。1958年よりテレビ映画にも出演するようになる。バイリンガルで、英語とフランス語の両方の作品に出演した。

1974年には舞台演出家としても活動を始める。演奏会の語り役などもこなす一方、ラジオ劇や朗読テープ(CD)も多数録音している。

1979年のジェームズ・ボンド映画『007/ムーンレイカー』の悪役ヒューゴ・ドラックスを演じ国際的に名前が周知されたのを機会に芸名を”マイケル・ロンズデール”に戻しました。それ以前の”ミシェル・ロンズデール”表記の作品が商品化される際には”マイケル・ロンズデール”表記にするよう指示していました。”マイケル・ロンズデール”に戻した弊害は、「ミカエル (Michaël)」と表記されることやミカエルと呼ばれることがあったそうです。

マイケル・ロンズデールさんは10冊の本の著者でもありました。

 

マイケル・ロンズデールさんの受賞歴

『とまどい』(1995)や『La question humaine』(2007)でセザール賞助演男優賞にノミネートされながら受賞することはできませんでした。2011年2月25日、『神々と男たち』(2010)でセザール賞助演男優賞を見事受賞しました。

『神々と男たち』(2010)予告編

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マイケル・ロンズデールさんの主な出演作品

『ジャッカルの日』(1973)

フレデリック・フォーサイスの大ベストセラー小説を巨匠フレッド・ジンネマン監督がドキュメンタリータッチで描くサスペンススリラー映画の傑作。暗殺者のジャッカル役を演じたエドワード・フォックスは、この作品で一躍有名に。マイケル・ロンズデールも暗殺者のジャッカルを地道に一歩ずつ着実に追い詰めてくクロード・ルベル警部を好演。

3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアがジャッカル役の候補にあがっていたが、『007/死ぬのは奴らだ』に出演することが決定し降板。エドワード・フォックスがジャッカルを演じることとなる。ロジャー・ムーアがジャッカルを演じていれば後年『007/ムーンレイカー』で共演するマイケル・ロンズデールとの対決が見られた。

 

『薔薇の名前』(1986)

イタリアの小説家・哲学者ウンベルト・エーコの全世界で5500万部を超える世界的な大ベストセラーとなったミステリー小説『薔薇の名前』の完全映画化作品。

主人公のバスカヴィルのウイリアムを演じた初代ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーと共演。

 

 

心より謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

記事作成日:2020/09/22

最終更新日:2021/06/22

 

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