「007」シリーズ第6作『女王陛下の007』で、諜報部員ジェームズ・ボンドが唯一結婚した女性トレーシー・ディ・ヴィンセンゾ伯爵夫人を演じた英国女優のダイアナ・リグさんが9月10日亡くなりました。82歳でした。
ボンドガールのダイアナ・リグさん死去
娘で女優のレイチェル・スターリングさんによると、ダイアナ・リグさんは今年の3月に癌であると診断されていたそうです。スターリングさんの声明では、ダイアナ・リグさんはロンドンの自宅で家族に見守られながら息を引き取りました。
レイチェル・スターリングさんのコメント
「母は愛と笑顔に満ちた素晴らしい人生を思い返し、そのキャリアを大きな誇りに思いながら、最期の数カ月を楽しく過ごしました」
出典;https://www.bbc.com/japanese/54113661
『女王陛下の007』で共演した俳優のジョージ・レーゼンビーさんはインスタグラムで追悼のコメントを発表しました。
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007の公式Twitterでも追悼のツイートが投稿されました。
“We are very sad to hear of the passing of Dame Diana Rigg, the legendary stage and screen actress who was much beloved by Bond fans for her memorable performance as Tracy di Vicenzo in On Her Majesty’s Secret Service, the only woman to have married James Bond.” pic.twitter.com/nqQCSg35oM
— James Bond (@007) September 10, 2020
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『ゲーム・オブ・スローンズ』の公式Twitterもダイアナ・リグさんが演じたオレナ・レッドワイン役のセリフ「ドラゴンになりなさい(Be a dragon.)」とともに追悼のコメントを投稿しました。
Be a dragon.
The realm will always remember Diana Rigg.— Game of Thrones (@GameOfThrones) September 10, 2020
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この他にも彼女の訃報に際し、今までに共演した俳優、関係者から追悼のメッセージが数多く寄せられました。
ダイアナ・リグさんのプロフィール
本名:イーニード・ダイアナ・エリザベス・リグ( Dame Enid Diana Elizabeth Rigg DBE )
生年月日:1938年7月20日
没年月日:2020年9月10日(82歳没)
出身地:イングランド・サウス・ヨークシャー州ドンカスター
ダイアナ・リグさんのキャリア
ロジャー・ムーアさんやティモシー・ダルトンさんも演技を学んだ王立演劇学校(Royal Academy of Dramatic Art)で演技を学びました。
参考 Royal Academy of Dramatic Art公式HPRoyal Academy of Dramatic Art1957年、ヨーク・フェスティバルで行われたRADAプロダクションの『The Caucasian Chalk Circle』で女優デビュー。1959年に「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー」に入団し1967年まで同劇団で活動。
1965年より、今年の4月に亡くなったボンドガールのオナー・ブラックマンさん(シリーズ2-3(1962-1964))も出演していた『おしゃれ㊙探偵(原題:The Avengers)』(シリーズ4-5(1965-1968))にエマ・ピール役で出演し、人気を博しました。特にアメリカでドラマが放送されることになりプロモーションで渡米したエマ・ピール役のダイアナ・リグさんの人気は凄まじく一躍スターとなりました。
1969年、「007」シリーズ第6作『女王陛下の007』のボンドガールに抜擢される。
1971年には『Abelard & Heloise』でブロードウェイ・デビューを果たします。
舞台『メディア』ではタイトルロールをロンドンとニューヨークで演じ、1994年のトニー賞主演女優賞を受賞。
1988年には大英帝国勲章のCBE勲章、1994年には長年の演劇・ドラマへの貢献が認められてデイム勲章を授与されました。
1989年には、ミニドラマ『Mother Love』で英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の主演女優賞を受賞。
2000年には、『おしゃれ㊙探偵(原題:The Avengers)』での功績を受け、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)の特別賞を授与された。
2013年からは、HBOドラマシリーズの『ゲーム・オブ・スローンズ』で、マージェリー・タイレルの父方の祖母である”茨の女王”オレナ・レッドワインという意地の悪いウィットと毒舌を兼ね備えた貴族女英の政治家を演じ、その演技が評価されエミー賞にノミネートされた(エミー賞には9回ノミネートされ、1997年『レベッカ』で助演女優賞を受賞)。
心より謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
記事作成日:2020/09/13
最終更新日:2022/02/10