「007」シリーズの上司M役でお馴染みの女優ジュディ・デンチが、実在のスパイを熱演した『ジョーンの秘密』が8月に公開されます!その内容とは?
M(ジュディ・デンチ)がスパイを熱演!『ジョーンの秘密』
『ジョーンの秘密』解説
2000年5月、ロシアのKGBに核開発の機密を漏洩したとして”核時代最後のスパイ”の正体を英国諜報機関MI5が暴いたという衝撃的なニュースが報道された。さらに驚くべきことにそのスパイの正体がなんと一見平凡な80代の老女であった。
この数奇な運命を歩んだ女性の実話を題材にしたイギリスの作家ジェニー・ルーニーのベストセラー小説をトレヴァー・ナン監督が映画化。主人公のジョーン・スタンリーをオスカー女優のジュディ・デンチが演じます。ジョーンの若かりし頃をソフィー・クックソンが、ロシア人の恋人レオ役をトム・ヒューズが、ジョーンの息子で弁護士のニック役をベン・マイルズがそれぞれ演じます。
『ジョーンの秘密』のあらすじ
『ジョーンの秘密』予告編
『ジョーンの秘密』のあらすじ
夫に先立たれ、仕事も引退したジョーン・スタンリー(ジュディ・デンチ)は、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていた。ところが2000年5月のある日、彼女を訪ねてきたイギリス諜報機関MI5に逮捕されてしまう。
ソビエト共産党の共感者であるイギリス生まれのジョーン・スタンレー(ジュディ・デンチ)がイギリス政府の公務員として働きながらも、1930年代半ばにソ連の国家保安委員会(KGB)にスカウトされスパイとして雇われることになる。彼女は、核爆弾開発の機密情報をソ連に漏洩することに成功。これにより、ソ連は核兵器の開発において西側に追いつくことが可能になる。そして、彼女は半世紀以上もKGBのスパイであることを隠して発見されることはなかった。
彼女は無罪を主張するが、先ごろ死亡した外務事務次官のW・ミッチェル卿が遺した資料から彼自身とジェーンがKGBと共謀していた証拠が出てきたというのだった。そんななか、ジョーンの息子で弁護士のニック(ベン・マイルズ)が母親を信じて弁護を引き受けるのだが、ニックとの思いとは裏腹にジョーンの驚くべき過去が次々と明らかになってゆく。
仲間や家族を裏切ってまで彼女は何を守ろうとしたのか・・・。
『ジョーンの秘密』スタッフ・キャスト
原題:Red Joan
製作年:2018年
製作国:イギリス
製作会社:
配給:キノフィルムズ
日本公開日:2020年8月7日(金)
上映時間:101分
【 スタッフ 】
製作:デヴィッド・パーフィット
監督:トレヴァー・ナン
原作:ジェニー・ルーニー「Red Joan」
脚本:リンゼイ・ジャビロ
音楽:ジョージ・フェントン
撮影:ザック・ニコルソン
編集:クリスティーナ・ヘザーリントン
【 キャスト 】
ジュディ・デンチ:ジョーン・スタンリー
ソフィー・クックソン:ジョーン・スタンリー(若い時代)
トム・ヒューズ:レオ・ガーリチ
スティーブン・キャンベル・ムーア:マックス・ディビス教授
ベン・マイルズ:ニック・スタンリー
上映館や上映時間などは公式HPで確認を!
参考 『ジョーンの秘密』『ジョーンの秘密』公式HP
記事作成日:2020/06/25
最終更新日:2022/02/10