『007/ドクター・ノオ』のあらすじとキャストは?

『007/ドクター・ノオ』のあらすじとキャスト

 

「007」映画シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』のあらすじとキャストなどを徹底解説!

 

『007/ドクター・ノオ』の解説・見どころ

「007」シリーズのすべてがここから始まった記念すべきボンド映画の第1作。原作は、イアン・フレミングの長編小説「007」シリーズ第6作「ドクター・ノオ」。そして、初代ジェームズ・ボンドを演じ、一躍映画スターの仲間入りを果たしたのは当時まだ無名に近かった若手俳優のショーン・コネリー。最高のスタッフ、キャストによって製作された”殺しのライセンス”を持つ英国諜報部員ジェームズ・ボンド007の活躍を描くボンド映画のすべてがつまったショーン・コネリーの代表作。

「007」シリーズの第1作は『007/サンダーボール作戦』が製作される予定だったが、著作権の訴訟問題、製作費の関係などから長編小説の第6作「ドクター・ノオ」が選ばれる。結果的に米ソの宇宙開発競争や偶然にも公開当時に起きたキューバ危機によって時事性をおびた作品として注目される。製作費は、100万ドルという今ではシリーズ中最も低予算で製作されたが、5900万ドルもの興行成績をあげて1962年に公開された世界の映画興行成績で『アラビアのロレンス』の7000万ドルに次ぐ第2位となる。

 

 

『007/ドクター・ノオ』のあらすじ

『007/ドクター・ノオ』予告編

『007/ドクター・ノオ』のあらすじ

ジャマイカの首都キングストン。ある日、イギリス情報局秘密情報部(MI6)の諜報部員ジョン・ストラングウェイズ(ティム・モクソン)が、盲目の乞食を装った3人の殺し屋によって殺害された。

その後、ストラングウェイズの事務所で新人秘書のメアリー(ドロレス・キーター)がロンドンのMI6と通信を開始し始めたその瞬間、盲目の乞食を装った3人の殺し屋があらわれ彼女を殺害。3人の殺し屋は、「クラブ・キー」と「ドクター・ノオ」と書かれたファイルをキャビネットから見つけ出しファイルを盗み出した。MI6本部ではジャマイカからの通信が途絶えたことが上司に報告される。

ロンドン深夜3時。ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)は、アンバサダー・クラブの高級カジノでバカラを楽しんでいた。ゲームに勝ち続けるボンドに美女が「運って怖いわね、ミスター・・・」と聞くと、ボンドはタバコに火をつけながら「ボンド、ジェームズ・ボンド」と答えた。

ゲームで知り合った美女シルビア・トレンチ(ユーニス・ゲイソン)はゴルフが好きだと聞いたボンドは、彼女を翌日のゴルフと夕食に誘うのであった。

MI6のダミー会社であるユニバーサル貿易に戻ったボンドは、上司のM(バーナード・リー)からジャマイカ駐在の諜報部員ジョン・ストラングウェイズが失踪したと聞かされる。彼は、アメリカがケープ・カナヴェラルから南大西洋に向けて打ち上げたロケットが軌道を妨害されてブラジルのジャングルに不時着した事件が起こりその調査を担当していた。ロケットの軌道を狂わす電波が発信されたのがジャマイカ周辺であった。月ロケット打ち上げを計画しているアメリカも調査に乗り出している状況だった。ボンドは、ストラングウェイズの失踪を調査するために急遽ジャマイカのキングストンに向かうようMに命じられる。また、Mから愛用のベレッタを使用して危険な状況に陥ったことからワルサーPPKを使用するよう命じられ、ブースロイド少佐(ピーター・バートン)から新しいワルサーPPKを渡される。

ボンドは家に帰り、自分の部屋に誰かの気配を感じ、拳銃を取り出し部屋に忍び込むとシャツ一枚でパターの練習をしているシルビアを見つける。ボンドが、急用でジャマイカのキングストン行きの飛行機に乗らなければいけないと説明したが、シルビアは強引にボンドにキスをして2人は一緒に短い時間を過ごすのであった。

ボンドが、ジャマイカの空港に到着すると、空港のロビーにはボンドを隠れて監視する男、ボンドの写真を撮ろうとする女、総領事館から迎えに来たと話す運転手に出会います。ボンドは、まず総領事館に電話をして迎えを寄越したか確認します。ジャマイカの総領事館の話だと誰も迎えに行っていないと答える。ボンドは電話を切るとその運転手を信用したふりをして彼が用意した車に乗り込みます。車がホテルへと向かうと後ろから不審な車が後を追ってきます。不審な車を振り切るために横道に隠れたところで、ボンドは運転手を拳銃で脅しながら誰に頼まれたのか白状させようとしますが、運転手は毒の仕込まれた煙草を吸って自害してしまいます。

ボンドは、ジャマイカ総領事館のプレイデル・スミス(ルイス・ブレーザー)に会って、自分がジャマイカに来る情報が漏れていることを伝え、地質学者のR・J・デント教授が、ストラングウェイズを見た最後の一人であるという情報を得ます。ボンドは、失踪したストラングウェイズの事務所を訪れ、デント研究所から発行された領収書を発見する。ボンドは、他に大きな魚を釣り上げた記念にストラングウェイズが撮った写真を見つけます。その写真に一緒に写っている男は、地元の漁師でクォレルという名であることを聞き出します。

ボンドは、ジャマイカ総領事館のプレイデル・スミスとともに地質学者のデント教授(アンソニー・ドーソン)やカード仲間に出会います。彼らの話から、ストラングウェイズは地元の漁師から船をチャーターし頻繁に魚釣りに行っていた話を聞き出します。

早速、ボンドはクォレルという地元の漁師に会いに港へ行きます。クォレル(ジョン・キッツミラー)は、ストラングウェイズについては何もボンドに話しませんでした。ボンドは、クォレルをプッセフェラーのレストランまで後を付けて行き、レストランの倉庫でボンドはクォレルと乱闘になり情報を聞き出そうとしたその瞬間、空港でボンドを監視していた男に反対に拳銃で脅されてしまいます。実は、ボンドを監視していた不審な男はCIAのフェリックス・ライター(ジャック・ロード)という諜報部員で、クォレルはCIAの助手でした。

翌日、ボンドは地元の地質学者のデント教授の領収書を持って彼の研究室を訪れます。ストラングウェイズについて尋ねると岩を調査してくれと言われたが、ただの岩だったとボンドに答えました。また、その岩を見つけた場所もキングストン周辺の個人が所有している島”クラブ・キー”ではないと答えました。ボンドが去った後、デント教授は慌てて港に向かい、漁師にクラブ・キーに連れて行くよう命令しますが、漁師は昼間、島に近づくなとクラブ・キーの所有者から厳命されているから行けないと断るが強引に島に向かいます。

クラブ・キーに到着したデント教授は、広く大きな部屋に案内されます。MI6の諜報部員ジェームズ・ボンドが、ストラングウェイズが失踪したことでいろいろ調査をしていることを報告します。インターフォンからの声は昼間、クラブ・キーに来たことに島の所有者は腹を立てていることを伝えます。また、ボンドがまだ生きていることに関しても怒られます。そして、ボンドを殺すために籠に入っている猛毒のタランチュラを持って帰るよう命令される。

ボンドが、夜寝ていると異変に気がつき目を覚まします。するとタランチュラが彼の身体を這い回っているのに気がつきます。

タランチュラがボンドの身体から離れた瞬間、ボンドはベッドから飛び起き床に落ちたタランチュラを叩き殺しました。

翌朝、ボンドは総領事館でプレイデル・スミスにクラブ・キーとドクター・ノオの情報が欲しいと頼むが、秘書のミス・ターロー(ゼナ・マーシャル)はファイルが紛失してしまったと答える。ボンドは予想していた通りだと言い、ロンドンから届いたガイガーカウンター(放射線量測定器)を持って部屋を去ろうとしたが、ボンドは秘書のミス・ターローの部屋から帰ろうとして、彼女が盗み聞きをしているのを見つける。ボンドは彼女に島の案内を頼んで総領事館を後にする。

ボンドが、ガイガーカウンターでクォレルの船を調べるとストラングウェイズがクラブ・キーから持ち帰った岩のあった場所がガイガーカウンターに反応して高い放射能レベルが確認された。ボンドは、クラブ・キーにはドラゴンがいると噂されているのでクォレルは行きたがらないがボンドは夜、島へ運んで欲しいと彼に頼んだ。

ボンドはホテルに帰るとミス・ターローから島の案内をするから自分の家に迎えに来てくれと頼まれる。ボンドは彼女の自宅に向かう途中で不審な車に追い回されるが、不審な車は運転を誤り崖から転落し爆発炎上してしまう。

ミス・ターローは無事に自分の家に到着したボンドの姿を見て驚くが、彼を家に招き入れる。すると電話がかかってきて2時間後に向かうとミス・ターローは電話の相手に指示されます。ミス・ターローは、指示されたことを隠してボンドとベッドをともにする。ボンドが食事に出かけようと電話でタクシーを頼む。家に到着した車は地元の警察でボンドはミス・ターローを警察に引き渡します。ボンドは家に残り、ふたりで時間を過ごしているように見せかけて別の殺し屋が来るのを部屋で待ちました。部屋の扉が開いて、ベッドに向けて発砲したところを殺し屋はボンドに捕まります。殺し屋はデント教授自身でした。ボンドは初めて会った時、デント教授がストラングウェイズの秘書の話をしていることから彼が犯人ではないかと疑っていました。ボンドはデント教授を尋問するが白状せず落とした拳銃を拾ってボンドを撃とうとするので彼をすかさず射殺しました。

「その拳銃は6連発だろう、よく数えてから撃てよ」とボンドはつぶやきました。

その夜、ボンドはクォレル、フェリックス・ライターら3人とクラブ・キーに向かって船を出します。フェリックス・ライターは月ロケット打ち上げまであと48時間だから急いでくれと言ってふたりを送り出します。ボンドとクォレルのふたりが島に上陸し、乗ってきたボートを島の砂浜に引き上げ、日中になるまで隠れて待つことしました。

翌朝、ボンドは女性の歌声で目を覚まします。ボンドは、大きな法螺貝を持って歌を歌いながら美しい女性(ウルスラ・アンドレス)が海から上がってくるのを目撃します。

ボンドが彼女に声を掛けると彼女は驚いてボンドを警戒します。彼女の名前はハニー・ライダーといい貝殻を取りにこの島にはよくて来ているとボンドに話しました。ふたりが話をしているとクォレルが島の警備隊の船が近づいていると知らせに来ます。3人は砂浜の後ろに隠れて島の警備隊の高速艇が通り過ぎるのを待ちますが、警備隊は彼らに向かって砲撃してきました。警備隊は犬を連れてまた来ると警告して帰っていきました。ハニーがいい隠れ家があるというので3人は隠れ家に向かいました。

隠れ家に向かう途中、犬を連れた警備隊に見つかりそうになるが、川に潜って警備隊をやり過ごします。隠れ家でハニーから海洋生物学者の父親もこの島で行方不明になったとボンドは聞かされます。クォレルが何かがこちらに向かっていると知らせに来たので様子を見にいくとクォレルがドラゴンだと話していた火炎放射器で武装した戦車がこちらに向かってきました。ボンドとクォレルは拳銃で応戦しますが、クォレルは火炎放射器の炎で焼き殺されてしまい、ボンドとハニーは警備隊に捕まってしまいます。

捕まったボンドとハニーは、放射線に汚染されているからと除去の検査を受けてきれいになってから、来客として受付係から豪華なスイートに案内されます。朝食を用意されてコーヒーを飲んだふたりは睡眠薬入りのために眠ってしまいます。

目覚めるとふたりは、クラブ・キーの所有者で、実験で放射線被曝して両手を失い金属の義手を持つ、中国系ドイツ人の犯罪科学者、ジュリアス・ノオ博士から夕食の招待を受ける。正装してドクター・ノオが待っているダイニングルームに連れて行かれます。そこでボンドは、初めてドクター・ノオ(ジョゼフ・ワイズマン)と出会います。

以前、中国の秘密結社”党(トンク)”に所属していたが、組織のお金1000万ドルを盗み出し組織を裏切り、国際犯罪組織スペクターの一員になったとボンドは聞かされます。ボンドは、ハニーは男同士の話に関係ないから開放してやれとドクター・ノオに言ってハニーは警備員に連れて行かれます。アメリカの月ロケット打ち上げの妨害をするのも国際犯罪組織スペクターの計画の一部であり、計画が成功すればこの施設も破壊すると説明される。ドクター・ノオにスペクターの一員にならないかとボンドは誘われるが、「ストラングウェイズとクォレルが殺されたので復讐部門なら引き受けよう」とドクター・ノオの誘いを断ります。誘いを断られたドクター・ノオは、研究員から原子炉のコントロールセンターに戻るように言われ、ボンドは警備員に独房に連れて行かれ閉じ込められてしまいます。

ボンドは、独房の通気口から抜け出し、原子炉のコントロールセンターへ向かう。通気口を抜け出した先で研究員を襲い、放射線防御服を奪い、ドクター・ノオが月ロケット発射を妨害しよとしている原子炉のコントロールセンターへ急ぎます。変装したボンドは制御台に登り、ダイヤルを危険な状態にまであげて原子炉をメルトダウン状態にする。コントロールセンターは大混乱に陥り研究員たちは逃げ出します。ドクター・ノオは、ボンドを止めようとして乱闘になる。ふたりは、原子炉を保持しているプールに降下するゲージに落ちてしまいます。ボンドはゲージを登って脱出に成功するが、ドクター・ノオは金属の義手のためにゲージに捕まることが出来ずそのまま沸騰するプールの中に飲み込まれていった。

大混乱の研究施設のなかでボンドは、ハニーを救出するために受付係を見つける。12号室に閉じ込められていることを突き止めたボンドは部屋に急ぎます。部屋に入るとハニーは手足を縛り付けられて潮が満ちて水死させられようとしているのを発見する。急いで彼女を助けて炎上しはじめている施設を脱出します。研究員や作業員が船や海に飛び込むなかボンドとハニーもボートを見つけて大爆発する施設を後にするのであった。

ガソリンが切れて動かないボートでボンドとハニーが困っているところへフェリックス・ライターが英国海軍の船でボンドを探しに来る。ふたりを見つけたフェリックス・ライターはロープをボンドに投げてボートを牽引して帰ろうするが、ハニーがボンドにキスをして、ロープは結ばずカリブ海の真ん中でふたりだけの時間を楽しむのであった。

 

 

『007/ドクター・ノオ』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:Dr.No

製作年:1962年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

イーオン・プロダクションズ

配給:ユナイテッド・アーティスツ

日本公開日:1963年6月1日(土)

上映時間:105分

 

【 スタッフ 】

製作

ハリー・サルツマン

アルバート・R・ブロッコリ

監督:テレンス・ヤング

原作:イアン・フレミング「007 ドクター・ノオ」

脚本

リチャード・メイボーム

ジョアンナ・ハーウッド

バークレイ・マーサー

音楽:モンティ・ノーマン

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

『007/ドクター・ノオ』のテーマ曲、主題歌は『007/ドクター・ノオ』のテーマ曲、主題歌は?

撮影:テッド・ムーア

編集:ピーター・ハント

プロダクション・デザイン:ケン・アダム

特殊効果:フランク・ジョージ

メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

スタントマン:ボブ・シモンズ

 

【 キャスト 】

ショーン・コネリー:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。普段は、MI6のダミー会社であるユニバーサル貿易の社員。

【初代ジェームズ・ボンド】ショーン・コネリー【初代ジェームズ・ボンド】ショーン・コネリーのプロフィールやキャリアは?

 

ジョゼフ・ワイズマン:ドクター・ジュリアス・ノオ

本作の悪役。中国の秘密結社”党(トンク)”を裏切り、国際犯罪組織スペクターの一員になった原子力の権威。カリブ海の秘密基地から米国の月ロケット打ち上げを妨害しようと画策。実験中に放射線を浴びて両手を失い金属の義手をしている。

 

ウルスラ・アンドレス:ハニー・ライダー

海洋生物学者の父親と世界を旅していた米国人女性。父親でドクター・ノオの基地周辺で溺死し、その真相を探ろうと行動したことからドクター・ノオから命を狙われるはめに。

 

ジャック・ロード:フェリックス・ライター

CIA(米国中央情報局)の局員。

 

バーナード・リー:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

ピーター・バートン:ブースロイド少佐(Q)

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者。QはQuartermaster(需品担当将校)の略称。

 

ロイス・マクスウェル:ミス・マネーペニー

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長Mの秘書。

 

ティム・モクソン:ジョン・ストラングウェイズ

ジャマイカ駐在のイギリス情報局秘密情報部(MI6)。

 

ルイス・ブレーザー:プレイデル・スミス

ジャマイカ総領事館館長。

 

アンソニー・ドーソン:デント教授

地元の地質学者と名乗っているがドクター・ノオの手下。

 

ジョン・キッツミラー:クォレル

地元の漁師。CIAの協力者。

 

ゼナ・マーシャル:ミス・ターロー

ジャマイカ総領事館の秘書をしているが、デント教授の手下。

 

ユーニス・ゲイソン:シルビア・トレンチ

ロンドンのアンバサダー・クラブの高級カジノで出会った美女。

 

 

『007/ドクター・ノオ』トリビア

◎アンバサダー・クラブの高級カジノでシルビア・トレンチに名前を聞かれて答えるボンドの有名なセリフ「ボンド、ジェームズ・ボンド」は、アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)の「アメリカ映画の名セリフベスト100」の第22位に選ばれました。

 

◎『007/ドクター・ノオ』のすべてのセットと家具は実際よりも少し小さかったため、ボンドは実際より大きく見えました。

 

◎ミス・マネーペニー役のロイス・マクスウェルによると、打ち上げパーティーではウルスラ・アンドレスが印象的でしたと語っています。「パーティーでの彼女はすべてのスタッフと一緒に踊りました。彼女は私が今まで知った中でブラジャーを身に着けていなかった最初の大人の女性でした。彼女が踊ったとき、その素晴らしい胸はちょうど揺れていました。私も抑制されずにブラを捨てたかったのですが、私には勇気がありませんでした。」

 

◎『007/ドクター・ノオ』が、ジェームズ・ボンド映画シリーズの最初の映画に選ばれたのは原作小説のプロットが最も簡単だったためです。 主要なロケ場所(ジャマイカ)が1つと大きな特殊効果セットが1つだけでした。

 

◎主演のショーン・コネリーは、蜘蛛を病的に恐れています。彼がベッドで寝ているときのタランチュラのショットは、彼とタランチュラとの間にガラス板がありました。これは、映画の1ショットで見ることができます。これが十分にリアルに見えなかったとき、追加のクローズアップ・シーンがスタントマンのボブ・シモンズで再撮影されました。シモンズは、ボンドの上を這うタランチュラが、彼がこれまで行った中で最も恐ろしいスタントだったと語っています。スティーブン・ジェイルービンの1981年の本「ジェームズ・ボンド・フィルム」によると、このタランチュラは「ロージー」と名付けられました。

 

◎モーリス・ビンダーは、ピンホールカメラを実際の銃身に向けることで、銃身の開口部の撮影をしました。出演した俳優はショーン・コネリーではなく、スタントマンのボブ・シモンズです。コネリーはこのシーンを『007/サンダーボール作戦』(1965)まで撮影しませんでした。

 

◎1961年8月にロンドンのナショナルギャラリーから盗まれたフランシスコ・デ・ゴヤの絵画『ウェリントン公爵の肖像』は、ドクター・ノオのダイニングエリアの階段の横に置かれいたイーゼルに飾ってありました。 その絵は、1965年に回収されました。この映画が公開されたとき、イギリスの観客はそれが盗まれたものと知って、絵を見て笑いました。テレンス・ヤング監督によると、盗まれた絵画の小道具のアイデアは、映画のアイルランドの共同脚本家ジョアンナ・ハーウッドが提案したものでした。

 

◎イアン・フレミングはもともとジェームズ・ボンド役として俳優のショーン・コネリーのキャスティングが好きではありませんでした。ボンドはイギリス人で、コネリーはスコットランド人、ボンドは上流階級の出身で、コネリーは労働者階級の出身、ボンドは洗練され、教育を受け、コネリーはあまりにも頑丈でした。この映画を見た後、フレミングは考えが変わり、コネリーのボンドは完璧だと判断しました。小説『女王陛下の007』で、ボンドはスコットランドの祖先を持っていることが明らかにされ、ボンドのガールフレンドのテレサ・”トレーシー”・ビセンツォは、女優のウルスラ・アンドレスを参考に説明されました。

 

◎ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドとして撮影された最初のシーンは、キングストン空港で女性の写真家を通過し、顔の前で帽子をかざすシーンでした。撮影日は1962年1月16日。

 

◎ショーン・コネリーは、プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリが『ダービーおじさんと不思議な小人たち』(1959)の上映会に出席した後、ジェームズ・ボンドの役に決めました。彼は特にコネリーが映画のクライマックスにある村のいじめっ子との最初の戦いに感銘を受けました。ブロッコリは後に妻のダナ・ブロッコリに映画を見てもらい、彼のセックスアピールを確認しました。それでも、宣伝の目的で、ジェームズ・ボンドを演じるのに最適な男性を見つけるコンテストがありました。6人のファイナリストが選ばれ、アルバート・R・ブロッコリ、ハリー・サルツマン、イアン・フレミングによってスクリーンテストが行われました。優勝者はピーター・アンソニーという28歳のモデルで、その役目を果たしましたが、演技の経験はまったくありませんでした。

 

 

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記事作成日:2020/08/06

最終更新日:2021/08/25

 

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