『007/リビング・デイライツ』のあらすじとキャストは?

『007/リビング・デイライツ』のあらすじとキャスト

 

「007」映画シリーズ第15作『007/リビング・デイライツ』のあらすじとキャストなどを徹底解説!

 

『007/リビング・デイライツ』の解説・見どころ

「007」映画シリーズ生誕25周年の記念作品。映画シリーズ第15作目でティモシー・ダルトンが始めてジェームズ・ボンドを演じた作品。

3代目ジェームズ・ボンドのロジャー・ムーアが演じた今までのコメディタッチの007作品から、全編ハードでシリアスな展開が多い作品になっている。

 

 

『007/リビング・デイライツ』のあらすじ

『007/リビング・デイライツ』予告編

 

『007/リビング・デイライツ』のあらすじ

00メンバーによるジブラルタルでのNATOの演習訓練中、「スパイに死を」の表札の元に004が殺害される。007ことジェームズ・ボンドは、暗殺者を追跡し死闘の末に暗殺者を倒す。

その後、ジェームズ・ボンドはソ連の影響下のある東側のチェコスロバキアのプラチスラヴァにいた。ソ連の重要人物であるコスコフ将軍から直々の指名により亡命の協力依頼が英国情報部に入りその任務のために現地に潜入していた。ボンドより先に現地に潜入していた同僚のソーンダースとともにクラシック演奏会場からコスコフ将軍を脱出させる手筈だったが、会場の窓からコスコフ将軍を狙撃しようとする人物を発見。ボンドは、とっさにその人物が狙撃の素人だと見抜き、あえて狙いを外し命までは奪わなかった。コスコフ将軍の亡命はQのアイデアである天然ガスパイプラインを使って西側のオーストリアへ無事届けることに成功する。

亡命に成功したコスコフ将軍は、英国でMや国防大臣に話した事件の黒幕とはKGBのプーシキン将軍であった。先日の004殺害を皮切りにプーシキン将軍は、西側の英米工作員の総抹殺を計画している情報を聞かされたMらは驚愕する。その直後、牛乳配達人に化けた殺し屋ネクロスによってコスコフ将軍は奪還されてしまう。

非常事態の中で、Mはボンドにプーシキン将軍暗殺の指令を出すが、ボンドは単純にプーシキン将軍を黒幕だとは信じられなかった。ボンドは、コスコフ将軍を狙撃しようとした人物の女性チェリストから手がかりを得ようと任務を引き受けることする。Mには内緒で正体を隠し独自にプラチスラヴァの女性チェリストのカーラに接触を試みる。コスコフ将軍の恋人だと告白するカーラをボンドはオーストリアへ連れ出すことに成功する。

ウィーンで落ち合った同僚ソーンダースの報告により、コスコフ将軍と国際武器商人ウィテカーとはつながりがあることを突き止める。ボンドは、コスコフ将軍の亡命と殺し屋ネクロスによる奪還は、コスコフ将軍の芝居でありカーラは捨て駒にすぎなかったのではないかと推測する。だが、ソーンダースも殺し屋ネクロスによって殺害されてしまう。ボンドは手がかりを求めてプーシキン将軍がいるタンジールへ向かう。

ボンドは、プーシキン将軍からコスコフ将軍がソ連の公金を横領していた事実を知らされる。コスコフ将軍とウィテカーの狙いはMI6を罠にはめボンドにプーシキン将軍を殺害させて横領の件を闇に葬る計画だと確信したボンドはプーシキン将軍と組んで一芝居うち、プーシキン将軍殺害犯になりすます。

ところが、ボンドはカーラとともに捕まり、タンジールのイブン・バットゥータ国際空港からソ連空軍の軍用機でアフガニスタンのソ連空軍基地に連行されてしまう。だが、Qの秘密兵器を使って脱出に成功。ボンドは牢屋にいた対ソ連抵抗組織「ムジャヒディン」の副司令官カムランを助けたことによって彼のところへ身を寄せる。ボンドとカーラはそこで、コスコフ将軍らが地元のアフガン商人「白豹団」から横領した公金のダイヤモンドでアヘンを仕入れて裏金を稼いでいることを知る。欧州最大の大麻産出地帯よりの五千万ドル、五千キロの麻薬取引を阻止する。カムランの助けを借りてアヘンを満載した輸送機を奪い、殺し屋ネクロスを死闘の末倒す。

そして、CIAの旧友フェリックス・ライターとともにウィテカーの屋敷に突入したボンドはウィテカーを倒し、コスコフ将軍はプーシキン将軍によって逮捕される。プーシキン将軍はボンドに感謝の意を表し、カーラの亡命を認めるのであった。

 

 

『007/リビング・デイライツ』作品情報(スタッフ・キャスト)

原題:The Living Daylights

製作年:1987年

製作国:イギリス/アメリカ合衆国

製作会社

イオン・プロダクションズ

ユナイテッド・アーティスツ

配給:UIP

日本公開日:1987年12月19日(土)

上映時間:130分

 

【 スタッフ 】

製作

アルバート・R・ブロッコリ

マイケル・G・ウィルソン

監督:ジョン・グレン

原作:イアン・フレミング「ベルリン脱出」

脚本

リチャード・メイボーム

マイケル・G・ウィルソン

音楽:ジョン・バリー

テーマ曲:モンティ・ノーマン「ジェームズ・ボンドのテーマ」

主題歌:a-ha「The Living Daylights」

撮影:アレック・ミルズ

編集:ジョン・グローヴァー ピーター・デイヴィス

特殊視覚効果:ジョン・リチャードソン

メインタイトル・デザイン:モーリス・ビンダー

 

【 キャスト 】

ティモシー・ダルトン:ジェームズ・ボンド

任務遂行中の殺人が認められているイギリス政府公認の殺人許可書”殺しのライセンス”を持つイギリス情報局秘密情報部(MI6)00課に所属するエージェント。コードネームは”007”。 普段は、MI6のダミー会社であるユニバーサル貿易の社員。

【4代目ジェームズ・ボンド】ティモシー・ダルトン【4代目ジェームズ・ボンド】ティモシー・ダルトンのプロフィールやキャリアは?

 

マリアム・ダボ:カーラ・ミロヴィ

女性チェリスト。

 

ジェローン・クラッベ:ゲオルギ・コスコフ

本作の悪役。ボンドの協力で亡命したロシアの将軍。西側の英米スパイ抹殺計画の黒幕だが、両国にはロシアのプーシキン将軍が首謀者だと信じ込ませる。

 

ジョー・ドン・ベイカー:ブラッド・ウィテカー

国際武器商人。

 

アンドレアス・ウィズニュースキー:ネクロス

殺し屋

 

アート・マリック:カムラン・シャー

対ソ連抵抗組織「ムジャヒディン」の副司令官

 

トーマス・ウィズリー:ソーンダース

同僚。

 

ジョン・テリー:フェリックス・ライター

ボンドの親友でCIAエージェント。

 

ジョン・リス=デイヴィス:レオニード・プーシキン

ソ連の将軍。

 

ロバート・ブラウン:M

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長。

 

デズモンド・リュウェリン:Q

イギリス情報局秘密情報部特務装備開発課(Q課)の責任者。QはQuartermaster(需品担当将校)の略称。彼の発明品をすぐに壊すボンドに少し呆れている。

 

キャロライン・ブリス:ミス・マネーペニー

イギリス情報局秘密情報部(MI6)の局長Mの秘書。

 

 

『007/リビング・デイライツ』トリビア

クリストファー・リーブは、この映画で4代目ジェームズ・ボンドを演じないかとプロデューサーのアルバート・R・ブロッコリから100万ドルのオファーを受けましたが、辞退しました。もし彼が、オファーを受け入れたならば、ジェームズ・ボンド役を演じた唯一のアメリカ人(2018年現在)になったことでしょう。

 

ジョー・ドン・ベイカーは、後に『007/ゴールデンアイ』(1995)と『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)でCIAエージェントのジャック・ウェイドを演じます。チャールズ・グレイやウォルター・ゴテルと同じように、ベイカーもボンド映画シリーズで敵および味方の役をそれぞれ演じた3人の俳優の1人となりました。

 

◎『007/リビング・デイライツ』は、2006年『007/カジノ・ロワイヤル』が製作されるまで20年間、007映画シリーズでイアン・フレミングの小説タイトルを使用した最後のジェームズ・ボンド映画でした。

 

 

記事作成日:2020/06/07

最終更新日:2021/06/14

 

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